Home »
『 演劇を用いた地域に開かれ たカフェ型健康教室の開発と評価 ~多職種連携による糖尿病劇場の経験を踏まえ て~ 』は杉浦地域医療振興助成を受けた研究プロジェクトです。
このプロジェクトでは、地域でカフェのような形式の健康教室を実施し、その効果を検討することが主な目的になっています。健康教室では各回のテーマに即した演劇を取り入れ、演劇を観たのちに参加者の皆さんと対話をすることで、テーマに関する理解や認識が深まることを期待しています。取り上げるテーマとしては、糖尿病や認知症などを計画しています。
九州大学大学院医学研究院 地域医療教育ユニット 助教
専門分野:健康教育学、健康行動学、地域医療学、糖尿病
1993年 京都大学医学部医学科卒
2002年 ミシガン大学公衆衛生大学院修士課程修了
2017年 名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学 講師
(2021年から同 特任准教授)
2022年から現職
糖尿病をテーマに患者さんの心理や行動に関する研究をおこなうとともに、地域における医療システムの構築や医療系学生の教育にも携わってきました。
現在は、演劇を導入することが地域における高齢者のケアや医学生の教育にどのような影響を与えるのかを明らかにするべく、実践と研究の両面から取り組んでいます。
専門分野: 地域薬局学、臨床薬学、公衆衛生、疫学
1990年 福岡教育大学小学校課程社会科専攻卒
1990年 福岡県小中学校、常勤・非常勤講師
2005年 長崎大学薬学部薬科学科卒
2005年 保険薬局勤務(福岡、長崎)、薬剤師
2012年 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻、終了、MSc(理学修士)
2016年 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系健康情報学、DrPH(博士、社会健康医学)
2016年 University of Alberta EPICORE Centre, Postdoctoral research fellow
2019年 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系健康情報学分野 特定講師
2022年より特定准教授
現在、地域の薬局をフィールドにした臨床研究を進めています。過去には、薬局で薬剤師が糖尿病・高血圧患者の生活習慣改善支援を行う介入研究、COMPASS(糖尿病)、COMPASS-BPなどを実施しました。薬局で薬剤師が、糖尿病や高血圧患者に対して、生活習慣改善のコツを短時間伝えるだけでも、血糖値や血圧が改善する可能性があることを報告しています。
奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 助教
京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野
京都大学経営管理大学院特定准教授/ 劇団衛星代表
劇作家、演出家、俳優
専門分野:演劇、コミュニケーションデザイン、ワークショップデザイン
1995年に劇団衛星を設立。京都を拠点に、既存のホールのみならず、寺社仏閣・教会・廃工場など「劇場ではない場所」で公演を数多く実施。茶道劇「珠光の庵」や裁判劇「大陪審」などの代表作を全国で上演する。 演劇の持つ社会教育力に着目し、その力を利用したワークショップ事業を数多く手がけ、「演劇のないところに演劇を送り込む」活動を幅広く展開している。2021年より京都大学経営管理大学院特定准教授に就任。他にも、大阪大学、京都外国語大学、京都光華女子大学等、多数の大学でコミュニケーションに関わる講義を担当している。
主要作品:
•「珠光の庵」(2004年初演)茶道監修: 十菱元宏, 題字: 裏千家家元千宗室
•「劇団衛星のコックピット」(2003年初演)ロボット考証: 谷口忠大(立命館大学)
•「白くもなく、さほど巨大でもない塔を覗き込む、ガリヴァー」(2018年初演)
•「フラクタル、カオス、対数渦巻く電脳空間を覗き込む、ガリヴァー」(2021年)
著書:
•平田オリザ、蓮行「コミュニケーション力を引き出す演劇ワークショップのすすめ」PHP新書、2009年8月
•蓮行、平田オリザ「演劇コミュニケーション学」日本文教出版、2016年10月
共著:
•谷口忠太・石川竜一郎[編著]「コミュニケーション場のメカニズムデザイン」、慶應義塾大学出版、2021年8月
京都大学経営管理大学院 特定助教
専門分野:ワークショップデザイン、コミュニケーションデザイン、演劇教育
2016年3月京都大学農学部卒業。2019年3月 同農学研究科修了、修士(農学)。
立命館大学情報理工学部研究補助員、補助研究員を経て、2021年4月に京都大学経営管理大学院に着任。
大学在学中の2015年に、大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムを修了。
その後は、演劇的手法を用いた社会人向けのワークショップやセミナーの企画開発に携わる。
論文・著作
末長英里子, 蓮行, 安藤花恵, 紙本明子, 黒木陽子, 田中沙穂, 益井博史, 谷口忠大. (2019) 議論における極の数の設計がコミュニケーション場に及ぼす影響:件の宣言を対象とした2極条件と4極条件の比較実験による評価, システム制御情報学会論文誌, 32(12), pp.455-466.
俳優、龍谷大学 社会科学研究所 客員研究員、一社)アートをコアとしたコミュニケーションデザイン大学コンソーシアム 事務局長
専門分野:演劇、コミュニケーションデザイン、ワークショップデザイン
2020年3月立命館大学生命科学部生命情報学科卒業。2022年4月同生命科学研究科生命情報学コース修了、修士(工学)。
大学在学中の2020年に、関西大学ソーシャル・コミュニケーションリーダー養成講座を修了。
その後は、研究支援や演劇的手法を用いた小・中・高等学校、大学でのワークショップに携わる。また、俳優として京都を中心に活動中。